1000年アートルート432

日本有数の古民家の里

庄原は古民家の里。平成30年調査の総務省住宅・土地統計調査によれば、庄原市の古民家残存率はなんと全国第3位。日本で有数の古民家の里と言えます。それは庄原を走ってみれば一目瞭然。中心部から少し出てみれば、点在する家々はみんな見事な瓦葺きか茅葺きの大きな家ばかりで、現代住宅を見ることはほとんどありません。庄原の人々は「家は代々受け継ぐもの」というヨーロッパ的な思考で、大切に伝統建築を守ってきました。そんな庄原では築100年はあたりまえ。でも時々で修理をしたりしているので決して古臭かったり汚れたりしていないのが里山庄原の美観をより一層引き立てるのです。電線やガードレールを取り除けば、そこは江戸時代の里山原風景にも見立てられる時代のアートともいえるでしょう。

荒木家住宅HERITAGE

荒木家住宅

300年以上保たれた神官の家

国が重要文化財に指定している「荒木家住宅」は里から離れたポツンと一軒家。中を見ることはできませんが、入り口のしめ縄が示すようにここは中世の神官の家でした。300年以上保たれた神官の家は人里離れた場所もあいまって、江戸時代に連れていかれるよう。

HERITAGE荒木家住宅

〒727-0321
広島県庄原市比和町森脇786

3.7

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堀江家住宅HERITAGE

堀江家住宅

300年前の大工の技術力を物語る

もう一つの国の重要文化財「堀江家住宅」も築300年以上。個人所有ですが見学可能。茅葺の深い軒で覆われた家屋の内部は光も差し込まず神秘的ですらあります。

HERITAGE堀江家住宅

〒727-0421
広島県庄原市高野町中門田257

3.0

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