赤酢・りんご酢・うめ酢3本セット/後藤酢醸造元
取材・文/平山友美
後藤酢の「赤酢」は、隠れファンの多いお酢。私も使っています! 基本のお酢は、米や小麦などの穀物を発酵して造られています。
赤酢は日本酒を醸造する過程でできた酒粕を原料にしたお酢です。江戸時代にすしが流行した頃、その酢飯は赤酢で作っていました。今では赤酢を使うお寿司屋さんは少ないですよね。なぜかというと、赤酢を使うと、シャリが色付いてしまうからです。
赤酢は原料の酒粕をかなり長い時間をかけて発酵、熟成させます。すると色は濃くなり、黒酢と見分けがつかないくらいになります。これが普通の赤酢。ところが、ここのは、赤酢とは思えないほど、透明感があります。たぶん、東城町の気候がそうさせているのではないでしょうか。味もまろやかで、とっても使いやすいです。
130年以上の歴史のあるお酢屋さんですが、最近容器とラベルが新しくなりました。モダンなデザインで、キッチンにあってもお酢に見えない~
お酢といえば、酢飯、ピクルス、酢豚など…… 私は紫キャベツの甘酢漬けをよく作ります。お酢を使うと、紫が鮮やかになって料理に彩りを添えてくれます♪
赤酢を使って黒米ごはんと白ごはんのツートンカラーの押しずしを作ってみました。
ほぼ酢飯だけなのに、美味しい☆
紫キャベツにはりんご酢、ピクルスにはうめ酢、と使い分けてみました。お酢を使った料理ばかりが並んでいても全然、飽きない!
他にも酢豚に赤酢を使うのもおすすめです。お馴染みのお酢を使う料理で、お酢の種類を変えるだけで、レパートリーが広がるような気がします。
後藤の赤酢 ECサイト