比婆牛/JAタウン

取材・文/平山友美

 比婆牛は、「和牛」の歴史を語る上でも外せません。一度は食べてみたいと思う方も多いはず。でも庄原市内でも売っているところが限られています。こんなときはお取り寄せを利用しましょう。

 今回は、比婆牛のもも肉、すき焼き用です。もも肉は、しっかり噛むことで、肉のうま味がより感じられる部位。やや厚めの薄切り肉です。

「すき焼き用」とくれば、やっぱりすき焼き!

 「総領こんにゃく」の糸こんにゃく、庄原生まれの卵も添えました。最近は、ひとり鍋、ひとりすき焼きのように、一人前で鍋をする人も増えています。わが家もひとり鍋になる日が多いので、一人用サイズのスキレットを使っています。鍋が大きいのに少量作ると、肉が焦げたり、調味料が多すぎて味が決まらなかったりすることも……。でも一人用スキレットなら、少量でも作りやすいです。

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 それから、比婆牛をお取り寄せしたら、一度作ってみたいものがありました。それは「比婆牛のはみだし丼」!!
 こんな贅沢な丼、いかがでしょう!?
味付けは、牛丼みたいにしました。ただ肉をカットしていない分、断面積が小さいので味が付きにくい。でも煮込むと、肉が硬くなってしまいます。こんなときは、調味料に少し濃度が必要です。甘辛いタレは、砂糖を加えることで少しとろみが出ます。

 お味は、想像以上!!

 かなり美味しいです。比婆牛が贅沢にはみ出してる感じもテンション上がります。もっと大きな丼に一周分、はみ出すのも良かったかもしれませんが、それはあまりにも贅沢すぎますね。

 お値段は安くないですが、わが家では「良いお肉を少量食べる」が基本。ちょっとした自分へのご褒美デーに、比婆牛のお取り寄せは、「あっても良い日常」だと思います♪