比婆牛焼肉や
アップルパイも
県内初の観光農園
- アウトドア
山上観光りんご園
戦後間もない昭和23年に、一本のリンゴの樹を植えたのが始まりとされる「山上観光りんご園」。県内で初めてリンゴの観光農園をスタートし、たくさんのお客様に愛されてきました。リピーターが多く、時期を変えてワンシーズンに何度も訪れる人もいるのだそうです。
有機肥料を使って減農薬を心がけ、陽の光をたっぷり浴びさせる無袋(むたい)栽培を採用。葉摘みの作業も行わないため、葉で光合成が促され、糖度の高い甘いリンゴが実ります。時間無制限で食べ放題のリンゴ狩りは、育てている約25種類の品種のほとんどを収穫可能。量り売り(600円/kg)も行っています。さまざまな品種が並ぶ中で、園主のおすすめは、「サンふじ」と「ぐんま名月」、「新世界」。サンふじとぐんま名月はいずれも蜜が入りやすく、生産量が少ない新世界は、ほかではあまり見ることがありません。香り良く、果汁が多くてジューシー。やわらかな酸味と甘味を楽しめます。
こちらの農園でぜひおすすめしたいのが、比婆牛焼肉(2200円)が食べられる食事処。G7広島サミットでも提供され、広島市内ではめったにお目にかかることのできない希少な比婆牛を、驚きの低価格で用意しています。うどん(500円)やコーヒー(200円)、搾りたてリンゴジュース(100円)もあり、飲食に困ることがありません。また、おやつにもぴったりのアップルパイ(2個入り600円)が隠れた人気。カボス果汁でほんのり酸味をつけたリンゴジャムは果実感を残した仕上がりで、リンゴの美味しさを、また違ったかたちで味わえます。手作りリンゴジャム(500円)も販売しているので、お土産にいかがでしょうか。
さらに直売所には、袋入りリンゴや箱入りの贈答用がずらり。袋入りは加工に最適で、なかなか市場で手に入らない「紅玉」も十分にあります。また、「群馬名月」もたくさんあるのが山上観光りんご園の特徴です。贈答用はきれいな化粧箱に入れてくれるため、大切な人への贈り物にぴったりです。
標高が600~650mほどあるこのあたりは、小奴可(おぬか)高原と呼ばれる地域で、その冷涼な気候と昼夜の寒暖差によって、美味しいリンゴが育まれます。ほかでは食べられない高原リンゴを、ぜひ一度味わってみてください。
SUMMARY
DATA
- 電話
- 08477-5-0112
- 住所
- 広島県庄原市東城町加谷686
- 駐車場
- 有り 100台
- 定休日
- 不定
- FAX
- 08477-5-0112
- 営業時間
- 農園9:00~17:00
直売所9:00~17:00
※いずれも10月上旬頃~11月上旬頃まで、直売所は商品が売切れ次第クローズ - 価格
- 入園料(リンゴ狩り体験)
大人(中学生以上)600円 小学生400円 幼児300円 - お食事
- 広島牛バーベーキュー 野菜・ご飯付 2,000円(税込) おでん うどん