鬼にまつわる逸話の残る寺
- 歴史・文化
徳雲寺
Tokuunji Temple
文安3年(1446年)に覚隠禅師(かくいんぜんじ)が開山した名刹徳雲寺 。15世紀の半ば頃、この地方に鬼が住んでいて、人をさらって石臼ですりつぶして食べてしまうと怖れられていました。旅の途中でこの話を聞いた覚隠禅師は鬼を仏法で改心させたと伝えられています。
その際に鬼が改心した証として、自分で角を折って置いていったと伝えられています。この逸話にちなみ、徳雲寺の寺紋は「鬼」の字から第1画の「ノ」を除いたものとなっています。
徳雲寺 例年の紅葉の見頃時期 10月下旬~11月上旬
DATA
- 住所
- 広島県庄原市東城町菅751
- URL
- http://bingo-yawata.com/tokuunji.html