日本のチーズ、そして地域を応援したい。
- グルメ・買い物
チーズ工房 乳ぃーずの物語。
カチョカヴァロ 1,188円(税込)
紐でつるして3週間以上熟成させた、ミルクの香り豊かな「カチョカヴァロ。」
そのままカットして食べても美味しいですが、チーズステーキにするのがおすすめです。厚めにカットして、熱したフライパンで焦げ目がつくまで焼き、裏返して、外がカリカリ・中がトロトロになるまで焼きます。塩気とコクが増し、香ばしくて、くせになります。
庄原ICから三良坂方面へ車で約10分。チーズ工房「乳ぃーずの物語。」の、可愛らしい看板が見えてきます。
明治時代、日本で初めて国営の種牛牧場(七塚原牧場)ができた庄原地域。それまで、地域で保育所の運営をしてきた(株)敷信村農吉が、「日本のチーズ、そして地域をもっと応援したい」という思いで、2013年5月、チーズ工房「乳ぃーずの物語。」の運営を開始されました。
地域の方の協力で、庄原産のしぼりたての牛乳を使用し、すべての工程を手作りで行うナチュラルチーズを製造しています。できたてを食べるフレッシュタイプから、半年以上寝かせて熟成させるハードタイプまで、様々なチーズがあります。
おすすめの「カチョカヴァロ。」(1,188円)は、紐で吊るして3週間以上熟成させます。ミルク自体の美味しさがあり、そのままでも食べやすいですが、焼くと美味しさが倍増します。
また、昭和初期に七塚原牧場で実験的に作られていたチーズのレシピを元にした「オールド・ナナツカ」や、庄原のシイタケなどでとった和風だしを使う「朧月(おぼろづき)」など、個性的なチーズも人気です。店舗に置いてあるレシピを持ち帰ることもできるので、家庭で新しいレシピに挑戦するのもいいですね。蜂蜜をつけてスイーツ風に、薄くスライスしてトーストに、お味噌汁やお茶漬けの具材として。「楽しみ方の違う、いろいろなチーズがありますよ」と、チーズ職人の積賀(つむが)さん。
地元特産品のコーナーもあり、ジェラート、清酒、ワイン、蜂蜜、えごま油などの販売もされています。チーズと日本酒を組み合わせたセットなどは、手土産や贈答に喜ばれています。
チーズ工房「乳ぃーずの物語。」は、土日祝日のみの営業ですが、店舗に直接行けない方は、庄原市内の販売店やオンラインショップ(「産直ネットショップ農吉」)でも購入可能。平日は、敷信村農吉本社事務所でも、一部のチーズを販売されています。
知人からの紹介や、帰省された時に購入されるリピーターも多いそう。ポプラ並木で有名な七塚原高原や、国営備北丘陵公園も近くにありますので、自然を満喫したあと、立ち寄られてはいかがでしょうか。
DATA
- 電話
- 0824-72-7634(平日) 0824-72-2062(土日祝)
- 住所
- 広島県庄原市一木町533-4
- 駐車場
- 有り 7台
- 定休日
- 平日(月~金曜日)
- URL
- http://www.nokitishop.jp
- 営業時間
- 11:00~17:00
- クレジットカード
- 不可