JR東城駅から徒歩10分、中国自動車道・東城インターチェンジから車で約5分の好立地にある旅館。昭和20年代前半に、行商人たちが利用する宿としてスタートしました。もとは創業家である松本家が別荘として使用していたという建物は、趣溢れる佇まい。立派なマツやモミジ、ツツジなどの木々と石灯籠が並ぶ日本庭園が、訪れる人を心地よく迎え入れてくれます。
基本は1泊2食の対応で、料理は女将さんによる丹精込めた手作りの品々。時期の川魚や地元産の米、野菜をたっぷりと使い、寒い時期であれば鍋などの心身共に温まる料理を用意。出張で訪れる男性客の利用が多いため、ボリュームに配慮しているところもうれしい点です。

また、ビジネスほか、近隣の病院や施設で実習を受ける学生の利用もあるため、長期滞在プランを用意。宿泊日数によって割引があるので、事前に問い合わせておくと良さそうです。長期で滞在する場合は、まるでこちらの宿が“わが家のような空間”に。「毎日同じようなご飯じゃ飽きるでしょうから」と、希望があれば、女将さんが時にラーメンなどのメニューに変えてくれるのも心憎い計らいです。
平日は仕事の拠点に、週末は城下町の雰囲気漂う東城路や、ダイナミックな景観を楽しめる帝釈峡まで足をのばしてみてはいかがでしょうか。インターチェンジが近いので、三次市や世羅町、島根県にドライブへ出かけるのもぴったり。近年では、芸備線の列車に乗って一人旅を満喫する鉄道ファンも多いそうです。

客室は、昔ながらの懐かしさが漂うアットホームな空間。部屋によっては焚火山や城山の雄大な姿を望め、自然に抱かれる開放的な気持ちが味わえます。

DATA

電話

08477-2-0020

住所

庄原市東城町川西507

駐車場

有り　8台

定休日

なし

営業時間

チェックイン16:00　チェックアウト10:00

価格

1泊2食 8140円～

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