比和町 時節・郷土コラム
三河内の棚田遺産の水源とされる福田頭のふもとからコラムをお届け
比和の新米・塩むすびと十割新そば
(2022年12月6日)
お食事処しごんぼの十割そばは、RCCテレビ「元就。」で紹介された比和のそば打ちコンビが、丹精込めて手打ちした、十割新そばを使用しています。
「宝郷」が作ったコシヒカリの新米とセットで、比和の恵みをご堪能ください。
福田頭と比和の町
(2022年11月25日)
三河内の棚田遺産の水源とされる福田頭。
比和の町から福田頭や比婆山連峰の「池の段」が見えます。
比和の地名はヒバ~ヒハ~ヒワになったとされており
戦国時代は「火矢(ひや)」と呼ばれています。
比和は日本最古と云われる蔓牛の発祥地で
牛市で栄えた町です。
伝統文化の比和牛供養田植えが伝承されています。
福田頭と吾妻山の黒滝
(2022年11月25日)
三河内の棚田遺産の水源とされる福田頭。
福田頭の北側には、吾妻山や比婆山があります。
吾妻山と比婆山の間には、奥出雲とつながる
千三百年前の古道があったとされ
吾妻山から古道へ向かう途中に
玄武岩でできた「黒滝」があります。
比婆の山々は江の川水系の水源とされています。
福田頭(毛無山)と木屋原
(2022年11月4日)
三河内の棚田遺産の水源とされる福田頭
「あづま蔓」の牛像や酒米の「八田錦」の石碑がある木屋原地域は、福田頭を水源とする「元常川」や棚田遺産がある三河内から流れてくる「絞り川」、吾妻山や比婆山を水源とする「比和川」が合流する地域です。
その昔、鉄穴流しの砂が堆積する場所で「加土城」や「樋口城」などがあったとされています。
福田頭(毛無山)と観音滝
(2022年11月4日)
三河内の棚田遺産の水源とされる福田頭
水源のひとつとして福田頭の「二の滝」あたりから「観音滝」へ水路でつなぎ長谷地区を経て、三河内のカンナ流込田へ水を送る水路があったとされています。
その昔、福田頭は たたら製鉄用木炭材の山「鉄山」とされており、福田地域には「鎔鈩」や「灰原」というたたら製鉄にゆかりのある地域があります。
福田頭(毛無山)の紅葉と冠雪
(2022年10月28日)
三河内の棚田遺産の水源とされる福田頭
福田頭と連なる井西山の山頂付近に「神籠岩」と呼ばれる岩があり、昔その岩へ、神社があったとされています
神籠岩の西城町側に「鬼のトウス」と呼ばれる岩があり、そのあたりの清流から「犬返り」と呼ばれる岩や「トイダナ」といわれる所を通し、三河内のカンナ流込田へ水を送る水路があったとされています。
福田頭(毛無山)の雪景色
(2022年10月28日)
三河内の棚田遺産の水源とされる福田頭
福田頭の裾野を通る「市道 小峠線」を北上すると、吾妻山や比婆山が見えてきます
その昔、吾妻山と比婆山の間には、奥出雲とつなぐ千三百年前の古道があったとされています
霊域とされる比婆山から福田頭、そして三河内の棚田遺産までが比和町三河内となっています
福田頭(毛無山)とソバの花
(2022年10月17日)
「幻の比和ソバ」
三河内の棚田遺産の水源とされる福田頭のふもとにある「かさべるで」
比和地域では、鉄穴流しの跡地を水田に利用した「カンナ流込田」でソバをつくっています
早期に収穫したソバはもえぎ色で、新ソバの時期が最も鮮やかですが、その年の天候や生育状況などにより毎年同じもえぎ色になるとは限りません
そのため、比和のソバは“幻のソバ”と呼ばれています
福田頭(毛無山)と稲穂
(2022年10月17日)
「比和の新米」
三河内の棚田遺産の水源とされる福田頭のふもとにある「かさべるで」
比和地域では、鉄穴流しの跡地を水田に利用した「カンナ流込田」で米をつくっています
故郷は宝 郷土愛あふれる地域の若者たちが地域初の農業法人㈱宝郷(ほうきょう)をたちあげ、米作りによって地域の流込田を守る取組を始めています
宝郷が作った米 比和産コシヒカリを是非ご堪能ください