在来種のイモ
「和玉」を使った
手作りこんにゃく
- グルメ・買い物
総領こんにゃく有限会社
総領地域の各家庭で作られていたこんにゃく製造の技法を後世に残そうと、昭和62年に設立された組合が前身。現在も伝統的な製法を用いたこんにゃくを、多種多様に作っています。今では珍しい生イモを使ったこんにゃくで、イモの種類は在来種である「和玉」。粘り、食感、香りが際立った品種で、数年の歳月をかけて種イモから育てています。収穫したイモは10日間~2週間程度乾燥させて、皮ごと茹でてすりつぶし、風味を生かした製品に。よりなめらかな食感と喉越しの良さを大切にした「さしみこんにゃく」は、皮をしっかり取り除いて、イモの中心部分のみを贅沢に使います。
こんにゃくの凝固剤には、かつて使用されてきた草木灰の主成分である炭酸カリウムを使用。固まるまでに時間がかかりますが、こんにゃく本来の食感と香りを損なうことなく製造できます。



総領町の特産品として確固たる地位を築いている総領こんにゃくは、バリエーションも豊か。煮炊き用の「生いもこんにゃく」(380円)や、「小玉ちゃん」(230円)、「コロ丸くん」(130円)、細長い「きんぴらこんにゃく」(165円)、「糸こんにゃく」(160円)、汎用性の高い「板こんにゃく」(210円)とさまざまな形状です。おつまみにおすすめなのは、広島和牛のスジ肉から取ったダシでじっくり煮込んだ「ぶさいくこんにゃく」(300円)や、乾燥させて旨味を凝縮した「こんにゃくジャーキー」(350円)。すぐにテーブルに並べられる「さしみこんにゃく」は、プレーン(235円)とえごま(240円)の2種類があり、酢味噌付きでサッパリと味わえます。
注目は、ここでしか手に入らない「手づくりさしみこんにゃく」(500円)。生イモ100%の完全手作りで、賞味期限が短いため、工場の直売か道の駅『リストアステーション』でしか販売していません。確実にゲットしたい時は事前に電話注文しておくのがおすすめです。
DATA
- 電話
- 0824-88-2305
- 住所
- 庄原市総領町上領家140
- 駐車場
- 有り
- 定休日
- 土日曜、祝日
- 営業時間
- 9:00~16:00 ※来訪時には要電話確認