口和郷土資料館
庄原市といえば備北丘陵公園や帝釈峡など、豊かな自然を生かした観光スポットを思い浮かべる方も多いはず。
でも、庄原市の魅力はそれだけではありません。
他にも、親子で楽しく学べる博物館、資料館が点在しているんです。
そこで今回は、おすすめの資料館・博物館を家族で訪問!その魅力を詳しくレポートします。
「懐かしい」が「新しい」。口和郷土資料館でびっくり体験!
120年前の蓄音機で音楽鑑賞会!
私たちが最初に訪れたのは、庄原市口和町にある「口和郷土資料館」。
もとは口和町で使用されていた古い道具などを展示していたそうですが、だんだんと蓄音機や電話機など昔の電化製品が展示されるようになり、今の姿になったそう。しかも、展示されている電子機器は、すべて稼働するのですから驚き!
さっそく入館した私たち。まずは120年前の蓄音機でレコード鑑賞させていただきました。子どもたちは初めて見るレコードに興味津々!蓄音機を稼働させるために、子どもたちは交代で一生懸命ハンドルを回します。
続いて歴代のラジオやテレビが展示されているコーナーへ。昔の白黒画像を始めてみる子どもたちは「テレビに色がついてないの?」とびっくり!
私は小さなテレビカメラマン!テレビ放送体験
こちらの展示室には、「テレビ放送局体験教室コーナー」が設置されており、実際に使用されていたテレビカメラやミキサーを使用して、テレビ番組づくりの体験ができます。
さっそく、カメラマンとモデルに分かれて体験スタート!画像を録画したら、ミキサーでテロップを作成。「テレビってこんな風にできるんだ!」と子どもたちは大喜びです♡
・昔懐かしい庄原にタイムスリップ!
続いては、昔の庄原の生活道具や日用品を展示している部屋へ。部屋に入った私たちの目に飛び込んできたのは大きな囲炉裏(いろり)!なんと、実際に使われていたものを移築してきたそうです。さっそく中におじゃまして、館長さんから当時の庄原の人たちの生活について、お話を伺います。子どもたちは「昔話の絵本で見たことあるお家だぁ!」と大興奮!見たことない道具の数々に、「これ何?」「これはどうやって使うの?」と興味がつきません。
館内のミニシアターで、昔の映写機を使用した16ミリアニメーション映画の鑑賞。おなじみのキャラクターの短編アニメーションを食い入るように見つめていた子どもたちが印象的でした。
昔の機器を展示している資料館はたくさんありますが、実際に体験できる資料館なんて珍しいですよね?口和郷土資料館は大人にとっては「懐かしい」子どもにとっては「新しい」発見がたくさんある資料館です。
口和郷土資料館
住所 | 広島県庄原市口和町永田9 |
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電話番号 | 0824-87-2230(開館日のみ) |
休館日 | 火・水・金・日曜 年末年始(12月28日~1月4日) 臨時休館日 |
開館時間 | 9:00~17:00 |
入館料 | 無料 |
ホームページ | http://www.city.shobara.hiroshima.jp/main/education/shisetsu/cat01/03/post_358.html |
関連ページ | https://www.shobara-info.com/231 |