比和自然科学博物館

庄原市といえば備北丘陵公園や帝釈峡など、豊かな自然を生かした観光スポットを思い浮かべる方も多いはず。
でも、庄原市の魅力はそれだけではありません。
他にも、親子で楽しく学べる博物館、資料館が点在しているんです。
そこで今回は、おすすめの資料館・博物館を家族で訪問!その魅力を詳しくレポートします。

わが子が「モグラ博士」に?比和自然科学博物館で動物や鉱物に触れる

クイズ形式で、中国山地の生き物について学べる!

クイズ形式で、中国山地の生き物について学べる!

「比和自然科学博物館」の本館では中国山地の生き物が、本館の向かいにある分館では化石や岩石、鉱物などが展示されています。中でもモグラ類の標本がとても多く、別名「モグラ博物館」とも呼ばれているんだとか。

この博物館では、常設展示を楽しく理解してもらおう!と「博物館クイズ」が用意されています。クイズは全部で10問。5問以上正解すると素敵な景品がもらえるチャンス♡

「モグラ博物館」と言われるだけあって、館内にはモグラのはく製がたくさん!今回は特別に触らせていただきました。子どもたちも「フワフワで気持ちいい~」とにっこり。

館内にはその他にもたくさんの生き物のはく製が展示されています。鳥類のはく製のコーナーでは、館長さんに展示されている鳥たちの鳴き声を聞かせていただきました。皆さん、ウグイスにと8種類の鳴き声があるってご存じでしたか?「ホーホケキョ」以外にどんな鳴き方をするのか…気になる方は比和自然博物館へGO!

え?庄原にクジラがいたの?!ダイナミックな標本に興奮

え?庄原にクジラがいたの?!ダイナミックな標本に興奮

本館を見学した後は分館へ。館内に入った私たちを出迎えてくれたのは大きなクジラのオブジェ!実は庄原って世界一クジラの化石が多い場所なんだそう。「えぇ?昔ここって海だったの?」と子どもたちもびっくり!

分館の「化石展示室」では、クジラの化石を中心に、さまざまな化石が展示されています。クジラのオブジェの下に展示されているのは大きなクジラの骨!実はこれ、複製ではなく実際に庄原で発見された本物の化石なんですよ。子どもたちはもちろん、パパも興味津々で館長さんの説明を聞いていました。

美しい鉱物に親子でうっとり・・・♡

美しい鉱物に親子でうっとり・・・♡

最後に訪れたのが、岩石と鉱物の展示室。子どもたちは「わぁ!きれい!すごい!」と歓声を上げていました。

磁石がくっつくほどの鉄を含んだ石や誕生石、アメジストなど、おなじみの鉱石から珍しい原石まで世界各国から集まったさまざまな石を見学。実は比和自然科学博物館は「日本一小さい博物館」だといわれています。子どもたちはたくさんの珍しい鉱石や原石に、目を輝かせていました。
比和自然博物館の展示物は、子どもたちにとって「初めて見る」ものが盛りだくさんで、とっても充実!中国地方の自然や生き物に興味を持つきっかけになる博物館です。
ちなみに、博物館クイズの結果は、全問正解♡素敵な記念品をもらって大喜びの子どもたち。え?「記念品は何?」ですって?気になる方はぜひ、比和自然科学博物館へお出かけしてください。

比和自然科学博物館

住所 広島県庄原市比和町比和1119-1
電話番号 0824-85-3005
休館日 12/29~1/4
臨時休館日
開館時間 9:00~17:00
入館料 一般(高校生以上)
・個人:310円
・団体(20人以上):250円
中学生以下無料
ホームページ http://www.city.shobara.hiroshima.jp/main/education/shisetsu/cat01/01/post_197.html
関連ページ https://www.shobara-info.com/245