
桜花の郷 ラ・フォーレ庄原で「春のさけまつり」初開催!庄原の日本酒がアツい
はじめまして!庄原観光ナビ旅編集部ライターのあーちゃんです!旅先での楽しみといえば、なんといってもおいしい食事。庄原のおいしいものをドシドシ見つけていきたいと思っています。
さっそくですが、一度でも庄原を訪れたことがあるなら、道の駅やスーパーに並ぶ日本酒を見かけた人もいるのではないでしょうか。そう!庄原は市内に4つの酒蔵がある酒どころです。その4つの酒蔵の銘柄を飲み比べできる「第1回 ラ・フォーレ 春のさけまつり」開催の情報をキャッチ!庄原が誇る4銘柄を味わってきました。これまで庄原のお酒を同時に飲み比べすることがなかったのですが、同市内で作られているとは思えないほど、味わいに違いと特徴があったんです!今回の記事では、庄原のお酒の魅力をしっかりとお伝えします。
庄原の日本酒はおいしい!その理由は?
昼夜の寒暖差、清らかな水、澄んだ空気と稲作に適した庄原市は、県内でも有数の米どころです。そして、おいしい日本酒をつくるには、おいしい米と水が必要不可欠。質の良い米と水が育まれる場所に、おいしい日本酒があるのです!そして、軟水仕込みが主流の広島県ではめずらしく、中硬水〜硬水仕込みであることも庄原の日本酒の特徴です。
イベントを企画した庄原酒販の坂井さんに話を聞きました
会場となる宿泊施設「桜花の郷 ラ・フォーレ庄原」、庄原DMO、庄原酒販の3社で企画された今回のイベント。今回飲み比べできる4銘柄の日本酒は、庄原酒販の坂井さんがセレクトしたものなのだそう。各酒蔵や銘柄の魅力について話を聞きました。
1,000円で4種類の日本酒を飲み比べ
今回は、米と米麹、水のみを原料として作る「純米酒」のみをセレクトしたと話す坂井さん。シンプルな材料なので、米の味わいをストレートに味わってもらえること、冷酒、冷や(常温)、熱かんなどさまざまな温度帯で味わってもおいしいことから、どの蔵元も純米酒でそろえたそうです。飲み比べできるので、好きな味や飲みやすい味が見つかりそうですね。この時期は熱かんでチビチビといくほどお酒大好きな私ですが、今回の飲み比べは冷や(常温)。日本酒にツウな人であれば、どの温度で飲んだらおいしいかな?、どんな料理に合うかな?などと想像するのも楽しそうです。
「花酔酒造」
吊し搾り 純米 無濾過生原酒
明治33年に創業した酒蔵です。今回いただいた吊し搾りとは、酒袋にもろみを入れ、もろみの重みによってポタポタと垂れて落ちてくる雫を集めて瓶詰めする昔ながらの製法。自然に任せてつくるため、大変希少な日本酒です。口に含んだ瞬間にふんわりとフルーティーな香りが特徴。やわらかい味わいなので、イタリアンやスイーツなどと合わせても、楽しめそうです。
【住所】
広島県庄原市総領町稲草1995-1
公式HP https://www.hanayoisyuzo.co.jp/
「生熊酒造」
超群 純米酒
慶応元年創業の歴史ある酒蔵。看板商品の「超群」は、ミネラル豊富な硬水で仕込まれるずっしりとした辛口の味わいが特徴的!「連山の中でひときわそびえる富士山のように、また群鶏の中の一鶴のように酒造界に秀でること」を願い付けられた超群は、登り龍のラベルが印象的。私の出身である福山市内の飲食店でも見かけることの多い超群。ずっしりとした味わいなので、濃いめの料理にも合うんです!
【住所】
広島県庄原市東城町川西887-1
公式HP http://ikumashuzo.com/#product
「比婆美人酒造」
純米酒
備北地方に点在していた9つの酒蔵が合併した比婆美人酒造。仕込みに使用する酒米「八反錦」は、社長自らが栽培していると聞き、びっくり!愛情を込めて育てた八反錦と中硬水で作る日本酒は、華やかな味わいで後味すっきり。これから日本酒デビューをする人に、おすすめしたい日本酒です!個人的には社長自らが栽培している米の稲穂を眺めながら、クイッといきたいです…。
【住所】
広島県庄原市三日市町232-1
「北村醸造場」
菊文明 純米酒
江戸時代後期の天保年間に創業した、歴史のある酒蔵。酒的好適米である八反錦を使用した日本酒は、香り高く、キリッと淡麗な味わいです。八反錦を使用した日本酒は、食事の邪魔をせず、食中酒にもぴったり!おにぎりと味噌汁と合わせて食べるのもアリです。そこに庄原産の漬物を合わせれば、大人な朝食が完成するんじゃ…?実は、おにぎりと日本酒って相性最高なんですよ!
【住所】
広島県庄原市東城町東城356
子どもやお酒が飲めない人はりんごジュースで乾杯!
日本酒以外に、高野りんご加工組合の「たかのりんごジュース ふじ」と白根りんご農園の「りんごジュース ふじ」が飲み比べできるセット(500円)も用意されていました。りんごジュースもいただきましたが、まるでりんごを丸かじりしているかのような感覚。会場にいる子どもたちもおいしそうにりんごジュースを味わっていました。庄原市高野町は、おいしいりんごの産地。秋に収穫したおいしいりんごをギュッと凝縮して瓶詰めしているのだとか。冷蔵庫に1本常備しておきたい品です…。
会場には、お酒のおつまみなども数種類用意されていました。桜花の郷 ラ・フォーレ庄原の向かいのゆず山で採れたゆずの果汁を加えた大根のお漬物は、ポリポリとした食感と、爽やかな香りがクセになりそうな味わい。日本酒のお供にぴったりです。
お店やイベントの基本情報
イベント公式HP:https://www.shobara-info.com/event/4940
お問い合わせ:0824-75-0173(一般社団法人 庄原観光推進機構)
庄原の日本酒をぜひ味わってみてくださいね!一言で日本酒と言っても、各蔵元の歴史も特徴もさまざまでした。気になっていた庄原の日本酒が、日本酒が1,000円で飲み比べできるとは、かなりお得なイベントです。これは、2回目の開催にもかなり期待が高まります!各日本酒は、各蔵で直接購入はもちろん、ホテル内の売店、里山セレクトでも販売しています。ぜひ、好きな日本酒を見つけてみてくださいね。
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