帝釈峡遺跡群中最大の岩陰遺跡
- 歴史・文化
寄倉岩陰遺跡
Yosekuraiwakage Ruins
寄倉岩陰遺跡は帝釈川北岸の山麓にある帝釈峡遺跡群中最大の岩陰遺跡である。縄文早期から晩期にいたる各種の遺物がきちんとした層序をなして出土しており、中四国地方の縄文式土器編年の基準となる貴重な遺跡である。
また、縄文後期末から晩期にかけての文化層から多数の人骨が出土しており、縄文時代の墓葬に新しい資料を提供している。
このようなことから寄倉岩陰遺跡は、遺物包含層の一部分を見学者が見られるように残し、国庫補助をえて保存施設をして文化財の活用を図っている。
DATA
- 住所
- 広島県庄原市東城町
ACCESS
中国自動車道「東城I.C」から車で20分