EDITORIAL REPORT
編集部レポート
体のなかからポッカポカ♪庄原のおすすめ冬グルメ5選

体のなかからポッカポカ♪庄原のおすすめ冬グルメ5選

は~、寒い…。あったかいもの食べたい…。冬になると食欲が増すのは気のせいでしょうか?「寒いとエネルギー使うし、しっかり食べないとね!(※独自の見解です)」なんて、ダイエットから逃げるための言い訳ばかりしているライターの浅井です。

さて今回は、冬におすすめのあったかグルメ5選をご紹介。庄原市中心部のみならず、高野町や東城町、総領町からもピックアップしてみました。目的として訪れるもよし、近くに行った際に立ち寄ってみるもよし。冷え切った体を、あったかグルメで癒やしてあげてくださいね~! 

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  • カフェレストランそらら(『道の駅たかの』内)

冬限定!鍋バイキング(大人1680円・小学生1230円・未就学児900円/60分 大人2180円・小学生1580円・未就学児1280円/90分 ※90分コースは平日限定)

 『道の駅たかの』に併設する『カフェレストランそらら』は、遠方からもリピーターが訪れるバイキングレストラン。人気の理由は、地元産の野菜や果物をたっぷり使った惣菜やスイーツが大充実で、コスパ抜群なところ。さらに腕利きシェフが料理の監修をしているため、ひとつひとつの手作り感がすごいんです…!

毎年冬に登場する「鍋バイキング」は、その名の通り鍋がメイン。卓上に一人用鍋が設置してあり、「高野味噌」「寄せ鍋」「キムチ」と3種の出汁から選べます。まずはビュッフェ台で鍋用具材をチョイスして、選んだ出汁と共に火にかけてから惣菜を取りに行くと、流れがスムーズです。

鍋用具材も信じられないほど豊富で、キャベツ、白菜、高野大根、ホウレンソウ、エノキ、ネギなど、野菜だけで約10種類。さらに豚肉、鶏肉、肉団子、白身魚やエビ、餅まであって豪華!もみじおろしや柚子胡椒といった薬味もそろっているので、味変しながら堪能するのもいいですね。昨今の野菜の価格高騰で、こちらが心配になってしまうほどのラインナップですが、スタッフさんにその旨をたずねたところ「こんな時だからこそ、思う存分野菜を食べていただきたいです!」とのこと(涙)。お店の配慮に感謝して、食べ残すことなくいただきましょう。

ついつい具材を取りすぎてしまって鍋だけでお腹がいっぱいになりがちですが、惣菜類もお忘れなく。 時期によってメニューは変わりますが、例えば「ドライトマトのペペロンチーノ」や「白ねぎピザ」など、産直コーナーで販売している野菜や加工品をアレンジした料理が並びます。

天ぷらコーナーはスタッフさんに声をかけると、目の前で揚げたてを用意してくれますよ。お腹に余裕があるようだったら、鍋の〆もぜひ。ご飯と生卵でおじやにするのも、うどんを入れるのもおすすめです。

この時点ですでに満腹な可能性大ですが(笑)、スイーツは必食!『道の駅たかの』には製菓部門があり、産直コーナーに置いてあるスイーツのいくつかは、自社製造しています。とくにリンゴスイーツに力を入れていて、バイキングに並ぶ高野リンゴのフィナンシェやリンゴゼリーもここで作られたもの。

とにかく一言では魅力を伝えきれない冬限定の「鍋バイキング」、3月末までの開催予定なのでお早めに!

 住所)庄原市高野町下門田49『道の駅たかの』内

電話番号)0824-86-3131

  • 養浩荘 お食事処

味噌らーめん(単品770円、定食1100円)

 国定公園「帝釈峡」から車で10分ほどの場所にある老舗旅館。「料理自慢の宿」として知られるほど、料理には定評があります。お食事処では宿泊者のみならず、誰でも気軽に食事が楽しめるのがポイント。

冬季限定(3月末までを予定)の「味噌らーめん」は、新庄味噌と赤味噌をブレンドし、西城町『港屋木山本店』の醤油を合わせたスープがコク深い一杯です。福山市の製麺所から仕入れる麺はツルリと喉越しが良く、5日間かけて仕込む豚バラチャーシューも絶品。しっかり食べたい人は、おむすび2個と小鉢が付く定食スタイルでいただきましょう。

こちらは1月末で終売になりましたが、今冬は「塩らーめん」(単品770円・定食1100円)も登場。特製の塩ダレを使ったスッキリ味のラーメンは、また来年楽しめることを願って、店を訪れてみましょう。

 住所)庄原市東城町三坂922-1

電話番号)08477-2-4100 

  • avenir town ~MIRAINOMACHI~

比婆牛リブロースの創作すき焼きと野菜の天ぷら(3100円)

 道の駅『リストア・ステーション』の隣に位置するレストランで、2021年にオープン。『ひろしま県民の森』レストランで料理長を務めていた、水橋聡オーナーシェフが営む一軒です。地素材を生かした料理を得意とし、色鮮やかな盛り付けなど見た目にも美しいのが特徴。

今年1月18日から新登場の「比婆牛リブロースの創作すき焼きと野菜の天ぷら」は、庄原の旬野菜を使ったすき焼きと天ぷらが主役の定食。甘辛のわりしたに、トロトロ卵をからめるすき焼きは、まさに冬のご馳走です。肉質がきめ細やかで、脂の甘みが際立つロース肉の贅沢な味わいを、心ゆくまで堪能してみてはいかがでしょうか。柚子胡椒がついてくるので、ピリ辛爽やかに味の変化も楽しめますよ。

 住所)庄原市総領町下領家1-3

電話番号)0824-88-3051

  • そば処みのり

牡蠣せいろそば(二八1700円・十割1940円)

 そば好きに広く知られる名店で、店主の丸亀実朋さんは生産者としてそば栽培にも携わっています。「早刈り」の手法で収穫されたそばは若草のような香り高さで、製粉をした後に切れにくくなるという効果も。そばは好みで、二八か十割かを選べます。

広島県産の大粒牡蠣を使用した「牡蠣せいろそば」は、特製のかえしと鰹節などの出汁を効かせた自慢のつゆに、牡蠣の旨味がたっぷりと溶け込んだ逸品。今回撮影した二八そばは、北海道沼田産、福井県丸岡産、島根県松江産のそばをブレンド、十割そばは広島県庄原市比和産のそばを使用しています。石臼で挽いた手打ちそばならではの味と香り、コシの良さを存分に味わってみてください。抹茶塩でいただく、単品メニューの「広島県産大粒牡蠣の天ぷら(2個)」(680円)は、“そば前”にもおすすめです。

住所)庄原市七塚町59-1

電話番号)050-5493-8012

  • 農家直営 さくら食堂(『食彩館しょうばらゆめさくら』内)

さくら咲くらーめん(850円)

2024年12月にオープンした『農家直営 さくら食堂』は、“里山らしさ”がコンセプト。朝は『free café DREAM』として庄原産のタマゴかけご飯や野菜味噌汁などを、夜は『酒喰処 夜桜』として、コースに応じた料理とお酒を提供します(予約制)。さくら食堂のメインになっているのは、野菜の天ぷらや煮物、茶碗蒸しなどがつく定食類。リーズナブルな価格で提供する、“おしごと応援満腹ランチ”と題した「とり天定食」や「からあげ定食」(各850円)、丼物が人気です。

一方で麺類などの軽食もあり、軽めに食べたい時に重宝。醤油ベースの尾道風ラーメン「さくら咲くラーメン」は、煮干しを中心にした魚介出汁がしっかり。平打ちストレート麺がスープによく絡み、最後の一滴まで美味しく味わえます。チャーシューの代わりに載っている、自家製とり天は驚きのサイズ感。抜群の食べ応えです。 

住所)庄原市新庄町291-1(『食彩館しょうばらゆめさくら』内)

電話番号)0824-75-4411